
仕事に対するモチベーションが続かないというのは多くの人が抱える問題点だと思います。
特に、うまくいかないことが続いてくるとどうしてもやる気は下がってしまうものです。
そうすると、仕事の能率は悪くなり、全然前に進まなくてもどかしくなることもあるでしょう。
このような時はどのようにしたらモチベーションを上げることができるのでしょうか!?
モチベーションが下がる原因
モチベーションが低くなる原因は基本的に2つの方向性があります。
一方はポジティブな感情が起きないため、もう一方がネガティブな感情が続いているため。
1つ目のポジティブな感情が起きないためというのは長期間ずっと仕事をしている場合に起こります。
ずっと仕事をしているだけだと、笑ったり、喜んだりというポジティブな感情が起こることはほとんどないです。
会社で仕事をつまらないと思っている人は実感としてあると思います。
こういったポジティブな感情がずっと起こらないと人のモチベーションは低い状態になってしまいます。
もう一方のネガティブな感情が起きるというのは、何か悪いことが起き、悲しかったり、悔しかったり、怒ったりしたときのことです。
例えば、仕事の成果が出なかった時など次の日に会社に行きたくなったりしますよね。
人はこのようにポジティブな感情が起きない時とネガティブな感情が起きた時にモチベーションが低下します。
なので、感情をコントロールして、モチベーションを上げるには『ポジティブな感情を起こす』か『ネガティブな感情を抑える』かの方法があると言えます。
ポジティブな感情に関しては多くの人が分かっているかと思います。
息抜きに友人と雑談をしたり、休日に遊びに行ったりすれば、次の日の仕事のモチベーションが高まるかと思います。
ですので、ここではネガティブな感情を抑えていくことを考えてみたいと思います。
ネガティブな感情を抑える
ネガティブの感情が起きる流れとしては
何か悪いことが起きる→自分はダメだと思う→モチベーションが下がる
となるかと思います。
例えば、営業成績のノルマが達成しなかった場合を考えてみましょう。
流れとしては
ノルマ未達→自分は仕事ができないと悲観→モチベーションの低下となります。
この場合、モチベーションが下がるという部分を抑えるにはどうするべきかというと2つの可能性が考えられます。
1つはノルマが未達という事実が起きないようにする。
もう一つが自分は仕事ができないと悲観する部分を抑える。
ノルマの未達に関しては客観的な事実であり、ないものとはできませんので、防ぐには反省と改善を繰り返すという対策を取るだけです。
しかし、自分は仕事ができないと悲観する部分に関しては、主観的なものなので感情のコントロール次第でいくらでも抑えることが可能です。
極端な話、ノルマが未達であったとしても、悲観さえすることがなければモチベーションはそれによって下がることはないのです。
つまり、モチベーションを上げるにはよく、気分転換をしたり、自分へのご褒美をというポジティブな側面にばかり目が行きがちですが、逆に、ネガティブな感情を抑えていくこともモチベーションの上昇につながると言えるのです。
特に日本人は遺伝的にネガティブな感情になりやすい人が多いです。
なので、日本人であればモチベーションを上げるにはネガティブな感情をどう抑えていくかの対策をすることが大きな効果を発揮すると言えます。
では、具体的にどういう風に負の感情を抑えていくのか。
ここではセルフイメージについて話していきたいと思います。
セルフイメージを高める
セルフイメージとは自分が自分自身に対して持っているイメージでネガティブな人はセルフイメージが総じて低いです。
自信がない人は特にセルフイメージを低く考えています。
このセルフイメージを高い状態に維持しておくことで自信が出るようになり、気持ちが下がりにくくなります。
よく、テレビで整形した人が整形前に比べて整形後に性格が一気に明るくなったということがありますが、あれはセルフイメージが上がって自分自身に自信が持てるようになるからです。
自信を持って明るくなると、モチベーションが高く維持されるようになります。
こういった形でセルフイメージを高めることがモチベーションを下げにくくする一つの方法だと言えます。
このセルフイメージは、イメージという言葉通り、自分のイメージ次第で変化させることが可能です。
セルフイメージを上げる一つの方法としては過去にうまくいった時の自分を思い浮かべるのが効果的です。
スポーツ選手のイメトレみたいなものですね。
出来ていたころの自分のイメージを思い出すことでモチベーションを上げていきます。
また、これは自分ではなく他人をイメージしても可能です。
よく、できる人になりきるとモチベーションが上がると言われているのはこのためです。
なので、モチベーションを下げないようにするにはセルフイメージを引き上げれることが重要であり、
1.自分のできたころをイメージ
2.できる他人をイメージ
を組み合わせて使うと効果的です。
また、イメージは具現化した方がよりリアルなイメージになります。
なので、言葉としてノートに書き落としたり、音声として撮ってみるとより効果的でしょう。
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