就職留年の成功率を上げるには。

就職活動を頑張ったけれど、不本意な結果となってしまったので、就職留年をするかどうかで悩んでいるひとは少なくありません。

就職留年をすると不利になるのではないか、そんな不安が頭の中で渦巻いて、どうするか分からなくなってしまう人も多々います。

ここでは就職留年での成功率をどう上げていくかについての戦略について書いていきたいとおもいます。

何も考えない就活留年は大抵失敗する

まず、大前提の話ですが、就活留年を決めたところで、一年間何もやらずにもう一度就活をしたところで大抵の場合失敗します。

今と同じ状態の自分をもう一度面接で見せたところで結果は変わることはまずありません。

よく面接に落ちる人は、
「あの面接は相手の聞き方が悪かった」などと
外部的要因に原因を見出そうとしますが、結局のところ、根本の原因は自分にあるということです。

なので、抜本的に自分に変化がない限り、今年以上の結果が出るのはほとんどないと考えていいです。

この抜本的な変化で重要なことの一つとしては戦略を持っているかどうかということです。

何の物事にでも言えることですが、成功する人は戦略を持って臨んでいます。

例えば、モテる男性は女性を戦略的に落としていると言います。

就職活動も同じでよく内定をもらっている人は戦略的に面接官を落としています。

就活でうまく行かなかった人は何の戦略もなく行き当たりばったりの人が多いです。

もし、戦略を考えていなかった人は特にこの戦略についてよく考えた方がいいでしょう。

戦略0:就職留年か就職浪人をするか

これも戦略以前の大前提の話ですが、もう一年就職活動をしようと考えた際に、まず悩むのが就職留年にするか、卒業をして就職浪人となるのかということです。

これに関しては、就職留年の方が明らかに有利だということです。

卒業から3年までは新卒扱いと企業側は言ってはいますが、既卒の方が明らかに不利になっています。

学費がかかってしまうのは、致し方ないことですが、就職浪人の選択肢はないと言ってもいいと考えてください。

 戦略1:就職留年のデメリットをメリットで打ち消す

多くの人が心配するのが、就職留年をすると不利になるのではないかと言うことだと思います。

これに関しては、ネガティブに面接官に話すのであれば不利になるし、ポジティブに伝えれば、あまり不利にはならなく、むしろ有利にすらなりえるということです。

まずは、その前に就職留年のメリットとデメリットを抑えておきましょう。

デメリットは留年してしまって印象が悪く思われる可能性があること。

そして、メリットは1年間就職活動のための期間を得られることです。

1年間何もやらずにいたら、就職留年は明らかなデメリットとなります。

「なんで留年したの」と聞かれた際に「納得がいかなかったからです」という風に面接官に返すようであれば、確実に落ちるでしょう。

おそらく次に聞かれる質問は「この一年間で君はどう変わったの」と聞かれます。

ここで何も変わってないと答えるならば
「去年採られていないだから今年も採られるわけがないよね」
と言われて終了です。

なので、この1年間をいかにうまく戦略的に使って、自分の変化をアピールできるかが重要となってきます。

例えばですが、
「この一年間は社会経験を磨くためにベンチャー企業で長期インターンを行い、財務、法務関係の仕事やプロジェクトを回す経験をしました。」
などとなれば、全く興味の持たれ方が変わってきます。

むしろこの場合なら留年をポジティブにすらとらえてくれます。

自分が学生時代にやった経験が特別なことでないため話すことがないと言う人がいますが、
「ないならば今から作ればいいだろう」ということです。

そのための一年だという風にとらえるべきなのです。

親に苦労を掛けているのですからこれくらいの覚悟をもって何かに取り組むべきでしょう。

結局は何か一つのことに取り組んだ経験というのが、面接の中で非常に大切になってきます。

戦略2:面接官の採用基準を知る

面接官の採用基準はいたってシンプルです。

「あなたが魅力的な商品に見えるかどうか」で判断します。

面接官に「こいつがほしいと思わせられるか」の勝負となります。

あなたが商品だとした場合、面接官が判断することは2点
1、あなたが魅力的な中身を持っているか(コンテンツ)
2、その中身をうまく見せてるか(プレゼン)

つまり、いかにあなたの中身を磨き、それをうまく見せるかだけを考えればいいということです。

特に重要なのが、プレゼンでどんなに小手先のテクニックがうまくても中身が伴っていなければ意味がありません。

なので、戦略1で説明したように、就職留年で得た1年をうまく利用してコンテンツを磨いていくのが非常に大切です。

一つとびぬけたコンテンツを持つと、あとはそれをいかにうまく面接官に見せるだけです。

戦略3:面接で聞かれている質問の本質を知る

面接は手を変え品を変え質問をしてきますが、結局はこの2問に集約されます。
1、あなたは学生時代に何を頑張りましたか?
2、あなたはなぜこの会社に入りたいのですか?

この質問の本質を知っているかどうかが面接で通る人と通らない人の大きな違いとなります。

この質問で面接官はただ単に学生時代のエピソードを聞きたいのでしょうか!?
会社のいいところを聞きたいのでしょうか!?
「僕はサークルで会長をやっていて・・・、○○大会で××な成績を残しました」
「御社はグローバル展開が・・・・、社会貢献もすごい・・・」
これでは落ちます。

実はこれらの質問の本質はどちらも
「あなたの根底にある価値観(モチベーション)や軸を教えてください」
ということを聞かれています。

さらに細かく言うならば、学生時代に頑張ったことと言う質問は
「あなたは今までどのような価値観で行動してきたのですか(過去)」
なぜこの会社で入りたいかの話は
「あなたは今後どのような価値観をもとに行動していきたいですか(未来)」
を聞いているのです。

なので、学生時代の話ではエピソードは自分の価値観を裏付けるためのものにしかすぎず、
メインは「私はこのような価値観や軸があるから、ここでこのような判断や行動をしました」と言う部分を面接官は聞いています。

また、会社に入りたい理由も
「私はこういう価値観や軸を持っているから、御社なのです。」と出てくるべきなのです。
主語はあくまで”私”であって、決して”御社”となることはありえないのです。

結局、面接で話すことはあなたの根底にある価値観(モチベーション)や軸を話してくださいということです。

戦略4:いかに面接を見せるか

最後にこれらの内容をいかにうまく面接官に見せるかがポイントとなります。

戦略1で身に着けたコンテンツをエピソードとして利用して、いかにあなたの根底の価値観(モチベーション)や軸を伝えるかが勝負となります。

まずは面接官に伝えたいあなたの価値観(モチベーション)や軸を言語化してください。
例えば、「成長」、「仲間」、「信頼」、「競争」などです。

例えば、成長をテーマとして頑張ったことのエピソードを伝えるとするならば、

私はベンチャー企業での長期インターンをしました。
そこの会社は○○で・・・(状況説明)
なぜ私がこの活動をしていたかと言うと一人でも生きていける
ような「成長」をしたかったからです(メインテーマ)
・・・・・・・・
その結果、○○という結果を残しました(結果)

こういった形で、自分の根底にある価値観(モチベーション)や行動を起こすための軸を面接官に伝えることのが見せ方になります。

また、会社に入りたい理由を、「信頼」という価値観をテーマにして語るなら、

私は将来○○をしたいと思っています。
なぜなら、「信頼」のできる仲間と大きなことを達成することに
喜びを感じるからです。
御社の○○なところが私の××な価値観に一致しており、
将来の○○を達成するのに一番近いと思ったので
御社を希望しています。

のように自分の価値観があり、そこの上に御社があるという見せ方になります。

まとめ

戦略1では、1年間の間に価値観を伝えるための強力なエピソードを作ること。
戦略2では、面接ではコンテンツとプレゼンが大切だということ。
戦略3では、面接の質問の本質は、あなたの価値観を聞いているということ。
戦略4では、面接では、価値観をエピソードで裏付けするということ
について説明しました。

結局は今の就活は戦略的に答えられるようになれば、同じ自分でも面接の通り方が天と地ほどの差になってきます。

是非、就活留年を決めたという人は戦略的に就活にリベンジしていい結果を得られるように頑張ってください。
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