日本のバブル経済崩壊の年はいつでその原因とは!?発生の要因と崩壊後までの過程をわかりやすく解説



bab

今の不況からは考えられないほど、国全体に勢いがあり
好景気に皆が浮かれるバブルという時代が日本にもありました。

1980年代後半に起きた日本のバブル経済は
どのようにして発生し、そして崩壊したのでしょうか。

今回はバブル経済の発生から崩壊までの
流れについて少し学んでいきましょう。

バブルっていつからいつまで!?

一般的に1986年12月~1991年2月までの4年3ヵ月間の間に起きた、
資産価格の過度な高騰とそれに伴う好景気の事をバブル景気と言い、
その好景気から一転して一気に資産価格が下落に転じた
1991年3月~1993年10月までの期間をバブル崩壊と言います。

特に1980年代後半は東京の山手線の内側の土地価格で
アメリカ全土が買えるという試算が出るほど日本の土地の値段は高騰。
1990年まで凄まじい勢いで土地価格が上昇しています。

tochi

また、同様に1980年代後半には株価も一気に上昇。

1986年に13000円台だった日経平均株価も一気に高騰し、
1989年12月に史上最高の38957円を記録。

わずか3年間の間に3倍近くも株価が急騰しています。

kabu

ただ、1990年をピークに不動産価格、株価ともに
一気に下落に転換しバブルが崩壊。

このバブル崩壊により、1973年12月から続いていた安定成長期は終わりを迎え、
失われた20年と呼ばれる低成長の時代に突入することになります。

バブル発生と崩壊の原因は!?

バブル直前の円高不況

1980年代前半、日本は当時円安の影響を受けて、
輸出産業が非常に好調で大幅な貿易黒字国となっていました。

当時1ドルが250円という今と比べたら相当な円安であったので、
海外では安くて質の良い日本の自動車や家電などが飛ぶように売れていました。

その一方でアメリカでは自国の製品が
日本の製品に太刀打ちできずに国内産業が悪化。

日本が大幅黒字であるのに対し、アメリカが大幅赤字となる、
激しい貿易摩擦を引き起こしていました。

この激しい貿易摩擦を打破するべく
アメリカは円高に誘導する政策を盛り込んだプラザ合意を締結。

このプラザ合意が決まった翌日には
1ドル235円がたった1日で約20円近くも下落しました。

そして、見る見るうちに円高が進み、
1年後には1ドル150円台にまで円高が進行。

その結果、輸出産業は大きな打撃を受け、
円高倒産をする企業が続発し、一時的な不況に陥りました。

バブルのきっかけは日銀の金融緩和政策

この状況を何とかするために、当時、日銀は
公定歩合という一般的な銀行にお金を貸す時の
利息を引き下げる政策を行います。

金利が安くなると、企業が銀行からお金を借りやすくなったため、
その結果、企業の経営は回復し、長期景気拡大をもたらしました。

しかし、この日銀が行った金融緩和政策が
バブルを引き起こした大きな原因ともなってしまったのです。

プラザ合意に伴う円高倒産の不況も脱し、
景気が拡大しているにもかかわらず、
金利は依然として非常に低いまま維持されていました。

そして、安い金利で銀行からお金を借りれるので、
企業は喜んでお金を借り、そのお金を株や土地に投資するようになりました。

特に当時、土地神話というものが存在しており、
「日本は国土が限られており、土地は貴重だから価格が下がることはない、
だから、土地を買えば必ず儲かる」とまことしやかな話が信じられていました。

その結果、不動産を欲しがる人が増えたことで、不動産価格が上昇、
買った不動産を担保にさらにお金を借りることができ、
それで買った不動産を次の担保にしてさらに・・・というサイクルが起こり、
土地価格が急激に高騰し、バブルが一気に膨れ上がっていきました。

また、銀行から安く借りたお金は株式市場にも流入し、
金利が安いうちに買えるだけ買おうということで株価も見る見るうちに高騰。

土地や株で大儲けした人たちの財布のひもは緩み、
高級車や高級品を買いあさり、海外の著名な絵画も日本人が競り落とす、
また、企業も儲かるので社員のボーナスもどんどん増え、
国全体の消費も活発になり、日本中がまさにイケイケな状態だった時代でした。

バブルの終焉

ただ、この天井知らずの不動産、株の価格が
実体経済とかけ離れていることを懸念して、
日銀は金融引き締め策を相次いで敢行。

1990年3月に銀行が土地の売買に関するお金の融資を規制する
「不動産融資総量規制」により不動産を買うための資金が借りづらくなり、
また、「公定歩合の引き上げ」で金利が大幅に上がったことから、
銀行から資金自体を借りるのも難しくなってしまいました。

その結果、実体経済をかけ離れた高値の不動産や株は買い手を失い、
値下げしても売れずに価値が見る見るうちに下落。

投機目的で多額の資金を借りていた企業が軒並み潰れ、
踏み倒された数々の不良債権により多くの銀行の経営も悪化。

ボーナスの減少やリストラなどによって、
国内の消費も一気に冷え込むようになりバブルの崩壊となりました。

過度に加熱した資産価格の高騰を抑える目的で行った
日銀の締め付け政策でしたが、予想をはるかに超えた急激な
景気後退をもたらす結果となり、これがバブル崩壊に繋がったわけです。

そして、その後は現在まで続く、
「失われた20年」という長い経済停滞の時代に入っていくことになります。

下がり続ける平均年収

バブル崩壊以降、日本の経済状態はどんどん悪くなっていますが、
この変化は如実に数字として現れています。

特に平均年収はここ十数年右肩下がりになっており、
グラフからも分かるように15年ほどの間に、
467万円から409万円へと60万円近く下がっています。

つまり、月の手取りが日本人の平均で5万円近くも下がっているわけです。

nendaibetu 就職氷河期のピークはいつ!?就職率低下の原因と就職氷河期世代が辛酸をなめ続ける今の実態

そして、この状況は人口減少の段階に入った今、
さらに加速的に悪化していくことが容易に予想されます。

消費税の増額、年金や保険料の負担増、年金給付額の減少、
どれをとっても今よりもより良くなるとは言い難いでしょう。

バブル前であれば、いい大学を卒業して、いい会社に就職したら
充実した生活を得られるというのが社会の常識でした。

ただ、これからの時代は昔とは違い、会社に全てを捧げたとしても
充実した生活が保障されないということを多くの方が気づき始めています。

今現在、僕はそういった社会の先を見越して、
「会社に依存しないで生きていきたい」
と思っている人向けのメルマガを配信しています。

詳しくはこちらをご覧ください。

☆受講者5000人超☆ 東大生の無料メール講座 ~会社に依存しない方法~

レベル別ネットビジネス講座



コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ