仕事を辞めたい20代男女が増える理由とは?上司や人間関係のストレス?



shigotoy

最近、仕事を辞めたがる20代の若者が増えていると言われます。

そして、その理由としては
・ブラック企業が増えてきているから
・上司や人間関係のストレスに打たれ弱くなってきているのから
・転職が普通の社会になってきているから
などということが挙げられてきます。

ただ、こういったことが本当の理由なのでしょうか。

ここでは20代男女が仕事を辞めたくなる
本当の理由について、考察していきたいと思います。

若者の仕事への意識が変化してきている

2013年の厚労省のデータによると、(資料:日本生産性本部『働くことの目的』調査
若者の働くことの目的が、2000年を境に大きく変わっているのが分かります。

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このグラフを見ていると2000年を境に働く目的として、
『楽しい生活がしたい』『社会のために役に立ちたい』の割合が増えている一方で、
『自分の能力をためす生き方がしたい』『経済的に豊かな生活を送りたい』が減ってきています。

このデータから言えることは
現代の若者は仕事に対して、経済的な豊かさではなく、
精神的な豊かさを求めるようになってきているということです。

では、現代の若者が経済的な豊かさではなく精神的な豊かさを
求めるようになってきているのは何故なのでしょうか。

その一つの理由としては、
現代は物が豊かになってきたからということが考えられます。

世の中に物があふれている現代

戦後から高度成長期にかけて、日本はまだまだ発展途上の段階であり、
多くの人が経済的に豊かになり、物質的に豊かな生活をすることが
幸せであるという価値観を持っていました。

この時代では、いい大学を出て、いい会社に入り、経済的・物質的に
豊か生活することが人生の幸せであるということを誰もが疑っていませんでした。

カラーテレビがほしい、いい車に乗りたい、旅行はハワイに行きたい、
物が不足していた時代だからこそ、我先にと他人と競い合って贅沢な品を
手に入れられることに幸せを感じていた時代でありました。

ただ、世の中に物があふれるようになり経済的・物質的に
満たされるようになった現在、経済的・物質的に豊かになることが
人生の幸せであると必ずしもならなくなりました。

皆テレビを持っている、皆車を持っている、旅行は誰もが行ける。。。
ほとんどの人がある程度の贅沢を出来るようになってしまうと
物質的な豊かさに幸せを感じづらくなってしまいます。

マズローの段階欲求説にもあるように、
人間の欲求は提示の欲求が満たされるようになると、
より高次の欲求を求めるようになっていきます。
関連記事:オンラインゲームとマズローの欲求段階説

そして、物質的な欲求が満たされた現代では次の段階として、
精神的な豊かさをより求めるようになってきて、
『自分らしく生きたい』という欲求を求めるようになってきました。

また、1990年代のバブル崩壊をきっかけに
それ以降、日本は20年間以上経済が停滞していることも、
仕事を自分らしくあるためと考えるようになったことに拍車をかけています。

会社で働いても年収は大きく上がることは期待できず、
来年も、再来年も同じような賃金で同じような時間の繰り返し。

「年収も上がることはないのに、何のために自分は働いているのだろうか」
とふと考えるようになります。

そして、年収が大きく上がることが期待できないのであれば、
せめて自分が楽しいと思える仕事、役に立っていると感じられる仕事が
したいと考えるようになるのです。

仕事をしても幸せにはなれない

一昔前であれば、仕事の目的は経済的に豊かになるためのものでした。
それが、今では精神的な豊かさのためのものへと変わってきました。

ただ、もしこの仕事というものが精神的な豊かさをもたらさないものと
なってしまったら、どうなのでしょうか。

昨今、劣悪な環境で労働を強いるブラック企業が
社会的な問題になっています。

こうした企業で働いては経済的な豊かさはおろか、
精神的な豊かさも得ることはできません。

その結果、仕事をしていても幸せになることはできない
という結論に至り、仕事を辞める事になるということなのです。

若者の仕事の目的が精神的な豊かさの為となっている以上、
それが実現できないのであれば、今後も仕事を辞める
20代の若者は増え続けることになります。

仕事を辞めたい20代男女が増えている本当の理由は、
仕事を通じて幸せになれないと感じているからだということなのです。

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