大卒初任給の平均手取りの推移



tedori

厚生労働省の発表したデータによると2013年の
大卒初任給の平均は19万8000円だということです。

初任給は昔と比べてどうなのか。
初任給と時代の変遷についてどうなっているのか
気になったので調べてみました。

手取りはどのくらいになる?

2013年の大卒初任給の平均は19万8000円ですが、
これは税金が引かれていない額面上の金額であり、
ここから健康保険、厚生年金保険、雇用保険などの『社会保険料』と、
『所得税』の源泉徴収分が税金として引かれた額が手取り額となります。

なので初任給が19万8000円といっても、全額を貰えるわけではなく
手取りとしてもらえる金額は17万円前後になります。

また、よく言われることとして、2年目は年収が下がる
という話がありますが、これは2年目以降から『住民税』
という税金が加えて徴収されて手取り分が減るからです。
(住民税は前年度の年収によって決まるので、1年目は学生時代に
アルバイトなどをしていない限り住民税がかからないということです。)

大卒初任給の推移

大卒初任給の推移グラフがあったので載せておきます。(参照:年次統計syoninnkyuu

青線のグラフが大卒初任給の推移であり、
2012年が20万円な一方で、1970年では4万円程度です。

ただ、もちろん昔と現在では物価が違いますので、
現代の物価に換算して比べたのが赤線のグラフとなります。

これを見ると、1980年頃は14万円程度でしたが、
そこから徐々に右肩上がりに上がってきて現在の20万円に至ります。

なので、大学の初任給に関しては、
昔よりも現在の方が高い水準になってきているということです。

現代の方が給料が高い?

このグラフを見ると、現在の方が初任給が高いのだから、
『今の若者の方が羨ましい。。。』というふうに
一瞬思えますがそれは全く違います。

確かに、初任給は高くはなっていますが、
これはただ単に初任給が高いだけで、
それ以降の年収が高いというわけでは全くありません。

実は、ここ15年近くでサラリーマンの平均年収が60万円以上も低下しています。
nendaibetu

全体の平均年収が下っているということは、
年齢を重ねても年収が上がらなくなったということです。
関連記事:サラリーマンの平均年収(2013年)は409万円って本当!?

以前は終身雇用の時代であったため給料はこのような具合に
50~55歳まで年収が右肩上がりになっていました。(参照:給料が上がらない時代
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しかし、今後は終身雇用、年功序列という神話が崩れ去り、
今後はこのように40代をピークに年収が下がるようになっていきます。kyuuryoub

そして、生涯年収に関しても、団塊の世代と比べると、
現在は半分程度にまで落ち込んでいるという話があります。

世代別生涯賃金
団塊世代(1947~1949生):3億9726万円
バブル世代(1965~1969生):3億3018万円
就職氷河期世代(1970~1984生):2億1924万円

現代の方が圧倒的に給料が低くなっていきますね。
特に、家庭を持ち生活費がかかってくる30代に給料がなかなか上がらず、
子供が生まれ養育費のかかる40、50代で給料が下がるとなれば、
結婚や子作りに躊躇してしまうのは当然の事かと思います。

まとめ

大卒初任給は過去よりも上昇はしている。
ただ、初任給が上昇しているだけで、それ以降の給料はなかなか上がらず、
また、昔より早い段階で年収のピークが訪れる。

結果として、生涯年収は団塊世代の半分程度、
バブル世代の2/3程度まで落ち込んでいるということである。

今後の展開

今後の平均年収はより低下していくのは間違いないと言えます。
しかも、額面上の年収が下がるだけでなく、高齢化が進むにつれて、
社会保障費が上昇していくので、より手取り分が少なくなっていきます。

こうした状況下で、いつまでも年収の上がらない会社にのみ依存していると、
のちのち経済的な不幸が待ち受けている可能性が大きいです。

なので、今後しっかりと経済的な安定を求めるのであれば、
会社以外にも収入源を得ていく必要性が高まってくるのかと思っています。

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2 Responses to “大卒初任給の平均手取りの推移”

  1. hiroaki より:

    山下さま。どうも、はじめまして。

    大卒初任給のキーワード検索で来ました。

    欲しい情報がまとまっていて、分かりやすかったです。助かりました!ブログも読みやすいデザインですね。どうも、ありがとうございます。

  2. 旅一郎 より:

    初めまして。

    鉄道運賃を中心とした物価の推移に興味があり、いろいろなサイトを見ていて辿り着きました。

    多くの研究では、「初任給の推移」は載っていても、「年収の推移」や「実質給与(可処分所得)の推移」は見つからず、実際の感覚の比較が難しいと思っていました。

    可処分所得との比較で言えば、昭和40年代後半の鉄道運賃は現在より安く、乗りやすい時代だったと考えています。

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